昨夜、美浜町で、行われました。
キャスト3名と、田中光敏監督の舞台挨拶があり、それから上映会でした。
私が「サクラサク」の小説を読んだのは、3年前。ちょうど義母が、認知症になっていた時期でもあり、自分の家族の事のように涙を流しました。
認知症の本人がどんな気持ちでいるか、どんなに不安であるか・・・。
その様子を、藤竜也さんが見事に、演じられ大変感動しました。
映画のパンフレットに監督が書かれていた、テーマの一つの「背中」。そういえば、「背中」のシーンが印象的だったと、後で振り返りました。私が印象に残ったシーンは、やはり藤竜也さんの背中です。
特に、平泉寺で、祭りのけいこのシーンがありまして、祭りの派手な衣装の中に、おじいさんの茶色い上着の背中が、静かに動いていくシーン・・・。
今回は、主役の緒形直人さんが舞台挨拶でおっしゃったように、地元の誰が出ているとか、町内のどこの場所だとか、ということを気にせず、素直に映画を楽しんで見させていただきました。
公開は、4月5日。
乞うご期待。
「心に咲く花は、季節を選ばない
与えられしいのち かなしきもまたよろし」
さだまさし作詞作曲「残春」より